kintone(キントーン)- アップデート情報(2020年6月14日)
追加された機能
アプリ
- ファイル書き出し画面やレコード一覧の設定画面で、すべてのフィールドを書き出し対象として一括追加できるようになりました。また、一括でクリアすることも可能となりました。
- レコード保存に失敗したとき画面上部に表示されるエラーメッセージに、どのフィールドでエラーが発生しているか表示されるようになりました。
- メール通知機能が「メッセージ」と「ピープル」に対応しました。
変更された仕様
アプリ
- 計算式の入力欄が、関数名の小文字入力に対応しました。
改修された不具合
全般
- FireFoxで、いくつかのショートカットキー操作やキーボード入力ができない不具合を改修しました。
アプリ
- グループフィールドにあとからフィールドを追加した際、設定したとおりに表示されない場合がある不具合を改修しました。この改修は6月のアップデート以降、順次適用されます。(2020/6/16 追記)
APIの変更点
- フィールドの表示/非表示の切り替えを行う kintone.app.record.setFieldShown API に、テーブル内のフィールドを指定できるようになりました。
- 一覧の設定API(/k/v1/preview/app/views.json)のPUTメソッドがAPIトークン認証に対応しました。詳しくは『cybozu developer network』をご確認ください。2020/06/14の定期メンテナンスにおける cybozu.com 共通 および kintone API 更新情報
cybozu.com共通管理の変更点
変更された仕様
- サードパーティーCookieを拒否するWebブラウザーでも、cybozu.com共通管理で設定すれば、cybozu.comのページを外部サイトに表示できるようにしました。それによる変更点は次のとおりです。- 設定の項目名を変更しました。変更前:クリックジャッキングからの保護変更後:外部サイトへの埋め込み- 設定によって、Cookieとサーバーのレスポンスヘッダーが変わります。- 外部サイトへの埋め込みが無効の場合Cookieに「SameSite=Lax」が追加されるレスポンスヘッダーに「X-Frame-Options: SAMEORIGIN」が追加される- 外部サイトへの埋め込みが有効の場合Cookieに「SameSite=None」が追加される- Internet Explorer 11をお使いの場合CookieにSameSite属性は追加されません。- Webブラウザーによる制限事項- Safari 13:「サイト越えトラッキングを防ぐ」が有効の場合は、iframeで表示できません。外部サイトに埋め込んだcybozu.comのページを表示するには、Safariの設定で「サイト越えトラッキングを防ぐ」を無効にする必要があります。- Safari 12:「サイト越えトラッキングを防ぐ」の設定にかかわらず、iframeで表示できません。
改修された不具合
- JSON形式のリクエストボディーにlocaleパラメーターを指定せずにAPIでユーザー情報を更新すると、ユーザーの使用言語が「Webブラウザの設定に従う」に変更されてしまう不具合を改修しました。詳細は『cybozu developer network』をご確認ください。2020/06/14の定期メンテナンスにおける cybozu.com 共通 および kintone API 更新情報