kintone(キントーン)- アップデート情報(2014年4月13日)
追加された機能
- ・自分宛の通知だけをメールで受信する機能。
全般
- ・アプリのコメント機能を無効にする機能。・アプリのアイコンをリニューアル。すでにアプリに設定済みのアイコンは引き続きお使いいただけます。
フォーム
- ・次のフィールドの設定項目に「小数点以下の表示桁数」を追加。- 数値- 計算(表示形式を「数値」にしている場合のみ)実際の小数部の桁数に関わらず、値の小数部が指定した桁数で表示されます。・関連レコード一覧フィールドの設定項目に「さらに絞り込む条件」を追加。「表示するレコードの条件」で指定した条件に加えて、表示するレコードをさらに絞り込めます。・フィールドの時刻を変更する際に、変更前の入力値をドロップダウンの中心に表示することで、変更後の時刻を選択し易いように改善。
一覧/絞り込み
- ・関連レコード一覧フィールドに表示されたレコードの値を条件にした絞り込み条件を指定する機能。次の機能で指定できます。- レコードの一覧に表示するレコードの絞り込み- 集計対象のレコードの絞り込み・レコードの一覧の表示形式に「カスタマイズ」を追加。レコードの一覧をHTMLで記述できます。
プロセス管理
- ・ステータスの変更履歴を含めてレコードを印刷する機能。・ユーザー情報のカスタマイズ項目を作業者に設定する機能。カスタマイズ項目を利用してユーザーごとに上司を設定することで、アクションを実行したユーザーの上司を次の作業者に自動で割り当てられます。
ファイルの読み込み
- ・Excelブック形式のファイルを読み込む機能。・ファイルがCSV形式の場合に読み込める日付形式に、次の形式を追加。- YY/MM/DD(例:14/12/20)- MM/DD/YYYY(例:12/20/2014)- MM/DD/YY(例:12/20/14)- DD/MM/YYYY(例:20/12/2014)- DD/MM/YY(例:20/12/14)・ファイルがCSV形式の場合に読み込める時刻形式に、次の形式を追加。- HH:MM AM/PM(例:11:20 PM)
JavaScript / CSSカスタマイズ
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・アプリの画面に適用するCSSを指定する機能。・適用するJavaScriptファイルやCSSファイルをURLで指定する機能。
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・スペースやスレッドの本文に貼り付けるグラフの表示サイズを指定する機能。・ゲストのログイン認証に二段階認証を設定する機能。
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・こちら(cybozu.com developers)をご確認ください。
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・「アプリ管理」画面および「スペース管理」画面でライセンスの使用状況を確認する機能。
変更された仕様
- ・次の箇所にアプリを貼り付けるときに、貼り付けようとしたアプリ、一覧、またはグラフが削除されていた場合は貼り付けできないように変更。・スペースの本文・スレッドの本文・ポータルのお知らせ・画面右上の「?」アイコンからヘルプサイトに移動した場合の動作を、次のように変更。- 表示中の画面に適したヘルプページを表示するように変更。- Webブラウザーではなく、cybozu.comでの言語設定に応じた言語のヘルプを表示するように変更。・表示言語を中国語に設定した場合のフォントを変更。・いくつかの画面のデザインや文言を変更。
カテゴリー
- ・関連レコード一覧フィールドに参照先のアプリのカテゴリーを表示している場合は、参照先のアプリでカテゴリー機能を無効にできないように変更。
通知
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・コメント書き込みの通知を開くと、コメントが表示される位置までページがスクロールされるように変更。
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・スペーステンプレートに含められるアプリの上限数を10個から20個に変更。・1つのゲストスペースに参加できるゲストの上限人数を無制限に変更。
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・クリックジャッキングからの保護の設定がcybozu.com共通管理に追加されたことに伴い、kintoneのシステム設定から同設定を削除。クリックジャッキングからの保護の設定は、初期設定では有効に設定されています。
改修された不具合
- ・一部の日時の表示に個人設定の「時間表記」の設定が反映されない。・同じレコードや同じスレッドからの通知が正しくまとまらず、複数に分かれて表示される場合がある。
フォーム
- ・関連レコード一覧フィールドの設定で、「参照するアプリ」に同じアプリを指定すると、「表示するフィールド」の選択肢にカテゴリーが表示されない。・[Androidタブレットでの現象] 時刻フィールドの値を変更しようとすると、画面の表示が崩れる。・ユーザー選択フィールドの設定で「選択肢を指定する」を有効にしていると、ユーザー名の表示に「別言語での表示名」の設定が反映されない。・ルックアップフィールドの「ほかのフィールドのコピー」の設定で指定したフィールドに編集権限を持たない場合でも、ルックアップフィールドで[取得]をクリックすると、参照先のアプリから取得したデータがフィールドに表示される。※そのままレコードを保存した場合でも、フィールドの値は入力前の値が保持されます。・テーブルに設定した添付ファイルフィールドの[参照]ボタンの表示が崩れる場合がある。・表示言語を英語または中国語に設定した場合に、時刻フィールドの午前0時および午後0時が誤った形式で表示される。・「表示するレコードの条件」の設定で次のいずれかの条件を指定していると、数値フィールドまたは計算フィールドの値がマイナスの場合に、関連レコード一覧に正しいレコードが表示されない場合がある。・数値フィールド = レコード番号フィールド・計算フィールド = レコード番号フィールド・[Internet Explorerでの現象] フィールドの数が多い場合に次の操作に失敗する。・ファイルにレコードを書き出す・ファイルからレコードを読み込む・レコードの一覧を表示する・フォームの設定画面を開く※フィールドが190個以下の場合に正常に動作することを弊社で確認しています。・[Internet Explorer 8での現象] レコードの詳細画面で、次フィールドに入力した行頭のスペース(空白文字)が表示されない。・文字列(1行)・文字列(複数行)
グラフ/集計
- ・集計対象のフィールドの値の前後に、スペース(空白文字)があるレコードとないレコードの両方があると、クロス集計に失敗する。
プロセス管理
- ・ステータスを変更する際に、次の作業者の選択肢に100人までしか表示されない。・アプリの動作テスト環境で、プロセス管理機能を有効にする前に登録したレコードが正しく表示されない。・フォームにグループフィールドがあるアプリでプロセス管理機能を有効にすると、「(作業者が自分)」の一覧を選択しても、自分が作業者に割り当てられているレコードが表示されない。・アプリの管理者が、レコードの[現在の作業者を変更]をクリックして、削除済みのユーザーや使用停止中のユーザーを作業者に割り当てることができてしまう。
一覧/絞り込み
- ・次のフィールドに対する演算子「=(等しい)」または「≠(等しくない)」を使用した絞り込み条件で、指定した値の前または後ろにスペース(空白文字)があると、正しくレコードが絞り込まれない。・数値・計算・レコード番号・カレンダー形式の一覧の設定で「日付」項目に指定した日時フィールドの値が空のレコードがあると、レコードの一覧が正しく表示されない。・添付ファイルフィールドに添付した文書ファイル内の文字列でレコードを絞り込めない。・レコード番号を基にした絞り込み条件にマイナスの数値を指定すると(レコード番号 < -2など)、正しくレコードが絞り込まれない場合がある。
アクセス権
- ・設定を行うユーザーが閲覧権限を持たないフィールドの値を条件にした通知を設定できない。
アクセス権
- ・設定を行うユーザーが閲覧権限を持たないフィールドの値を条件にした通知を設定できない。
通知
- ・テーブルに設定したユーザー選択フィールドを通知先に設定した場合に、テーブルの最後の行で指定したユーザー以外のユーザー対して通知が送信されない。
ファイルの読み込み
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・入力必須のフィールドの値を更新しない場合でも、そのフィールドの値をファイルに含めて読み込まないと、レコードを一括更新できない。・「一括更新のキー」に指定した「文字列(1行)」フィールドの設定で、「必須項目にする」の設定を有効にしていると、レコードを一括更新できない。
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・スレッド内アプリでレコードの編集画面の表示とキャンセルを繰り返すと、[保存]ボタンや[キャンセル]ボタンが消える。・スペースのスレッドに表示される[◯件の新着コメントがあります。]をクリックしてコメントを確認した場合に、そのコメントの通知が既読にならない。
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・アプリグループ「Public」に組織またはグループを対象にしたアクセス権を設定していると、ゲストスペースで宛先を指定したコメントができない。
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・お気に入りのアプリがお気に入りに登録した順に並ばない。
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・運用を開始していない作成中のアプリへのAPIの実行が、APIの実行数としてカウントされる。その他の改修項目は、こちら(cybozu.com developers)をご確認ください。
cybozu.com共通管理の変更点
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・ユーザー情報のカスタマイズ項目の設定で、項目のタイプに「ユーザー選択」を追加。・cybozu.comサービスのページを、クリックジャッキングから保護するかどうか設定する機能。
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・言語を英語に設定すると、「ユーザーの追加」および「ユーザー情報の編集」画面の「よみがな」が非表示になるよう変更。・画面ごとに操作や設定内容に関連するヘルプページへのリンクを表示するように変更。・CSVファイル読み込みの結果のエラーメッセージを、ユーザーが設定している言語に合わせて表示するように変更。・初回アクセス時のログイン画面で、試用あるいは購入の状況に応じたパスワードの説明が表示されるように変更。
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・ユーザー情報のCSVファイル読み込みの機能で、重複するカスタマイズ項目名が存在していると、読み込みに失敗する。・クライアント証明書の情報を取得するAPIを使用して、一般ユーザーが他のユーザーのクライアント証明書の有効期限を検索できてしまう。・削除したユーザーの過去の書き込みやコメントなどに標準のアイコンが表示されず、アイコン画像がリンク切れの状態になる。