誤って削除したフィールドを復旧できますか?

記事番号:040220

誤って削除したフィールド、およびそのフィールドに登録されていたデータは、復旧できません。

ただし、フィールド削除前のレコード内容を書き出したCSVファイルがある場合は、アプリにフィールドを追加してからCSVファイルを読み込むことで、データを再登録できます。
詳細な手順は、次のとおりです。

アプリにフィールドを追加する

  1. フィールドを削除してしまったアプリを開きます。

  2. [レコードの一覧]画面で、画面右上にある[アプリを設定]アイコン(歯車の形)をクリックします。
    スクリーンショット:[アプリを設定]アイコンが枠線で強調されている

  3. [アプリの設定]画面で、[フォーム]タブをクリックします。

  4. ドラッグアンドドロップで、削除したフィールドと同じタイプのフィールドを追加し、アプリを更新します。

CSVファイルを読み込む(新方式)

  1. フィールドを削除する前のレコード内容を書き出したCSVファイルを準備します。

  2. フィールドを削除してしまったアプリを開きます。

  3. [レコードの一覧]画面右上にある[オプション]アイコン(3つの点の形)をクリックし、[ファイルから読み込む]をクリックします。

  4. [ファイルから読み込む]画面で、[ファイルを選択]をクリックし、読み込むファイルを指定します。

  5. 読み込むファイルの先頭行を、[ファイルの列名]として扱うかどうかを設定します。
    CSVファイルを書き出した後に編集していない場合は、[先頭行をファイルの列名として扱う]にチェックを入れます。

  6. [文字コード][区切り文字]を設定し、[読み込むファイルのプレビュー]に、ファイルの内容が正しく表示されていることを確認します。

  7. ファイル読み込み時の[アプリへの反映方法]で、[レコードの更新と追加]を選択します。

  8. アプリのどのフィールドを[更新キー]とするのかと、読み込むファイルのどの列と対応させるのかを設定します。
    たとえば、次のように設定すると、CSVファイルのレコード番号と一致するレコードを上書き更新できます。

    • [更新キー][レコード番号]
    • [対応するファイルの列][レコード番号]
  9. ファイル読み込み中にエラーを検知した場合の処理方法を選択します。

  10. アプリの各フィールドに対して、データを読み込む[ファイルの列]を指定します。
    データを更新するフィールドだけ[ファイルの列]を指定してください。[ファイルの列]を指定したフィールドが上書き更新されます。

    • レコード番号が一致するレコードの「顧客名」を更新したい場合の設定例:
      スクリーンショット:アプリのフィールドと読み込むファイルの列を対応付けている
  11. 画面右下の[読み込む]をクリックします。
    CSVファイルが読み込まれ、レコードが一括更新されます。

CSVファイルを読み込む(従来方式)

  1. [レコード一覧]画面右上の[オプション]アイコンから[ファイルから読み込む]をクリックし、読み込むファイルを選択します。

  2. [読み込むファイルの先頭行はフィールド名ですか?]のラジオボタンを選択します。
    CSVファイルを書き出した後に編集していない場合は、[はい]を選択してください。

  3. データを更新したいフィールドの[ファイルの列]を指定します。また、キーとして設定したいフィールドの[一括更新のキー]チェックボックスを選択します。
    たとえば、レコード番号の[一括更新のキー]のチェックボックスを選択すると、CSVファイルのレコード番号と一致するレコードを上書き更新できます。
    レコード番号が一致するレコードの「顧客名」を更新したい場合の設定例: スクリーンショット:アプリのフィールドと読み込むファイルの列を対応付けている

  4. 画面左上の[読み込む]をクリックします。
    CSVファイルが読み込まれ、レコードが一括更新されます。