[関連レコード一覧]を利用して、日付の値が一致するレコードを表示したい
[関連レコード一覧]の[表示するレコードの条件]には、[日付]フィールドを指定できません。
なお、[表示するレコードの条件]に指定可能な、[計算]フィールドや[文字列(1行)]フィールドを使うことで、日付が同じレコードを[関連レコード一覧]に表示させることが可能です。
参考:[関連レコード一覧]の設定項目[表示するレコードの条件]に指定できるフィールド
日付が同じレコードを[関連レコード一覧]に表示させる手順は、次のとおりです。
データを参照する案件管理アプリと、[関連レコード一覧]を配置する顧客管理アプリの設定例を説明します。
案件管理アプリで操作します。
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[日付]フィールドを追加します。
フィールドコードは初期値の[日付]のままにします。 -
[計算]フィールドまたは[文字列(1行)]フィールドを追加し、[日付]フィールドの値を取得します。
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[計算]フィールドの場合:
- [フィールド名]:日付(計算)
- [フィールドコード]:日付_計算
- [計算式]:日付
- 表示形式:[日付(例:2012-08-06)]
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[文字列(1行)]フィールドの場合:
- [フィールド名]:日付(文字列)
- [フィールドコード]:日付_文字列
- [計算式]:DATE_FORMAT(日付, "YYYY-MM-dd", "Etc/GMT")
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登録されているレコードが存在する場合、必要に応じてレコードを更新します。
データのファイル書き出し/読み込みによって、レコードを一括で更新できます。
ファイルにデータを書き出す
ファイルからレコードのデータをアプリに読み込む
顧客管理アプリで操作します。
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[日付]フィールドを配置します。
フィールドコードは初期値の[日付]のままにします。 -
[計算]フィールドまたは[文字列(1行)]フィールドを追加し、[日付]フィールドの値を取得します。
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[計算]フィールドの場合:
- [フィールド名]:日付(計算)
- [フィールドコード]:日付_計算
- [計算式]:日付
- 表示形式:[日付(例:2012-08-06)]
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[文字列(1行)]フィールドの場合:
- [フィールド名]:日付(文字列)
- [フィールドコード]:日付_文字列
- [計算式]:DATE_FORMAT(日付, "YYYY-MM-dd", "Etc/GMT")
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顧客管理アプリに登録されているレコードが存在する場合、必要に応じてレコードを更新します。
データのファイル書き出し/読み込み機能を利用すると、レコードを一括で更新できます。
ファイルにデータを書き出す
ファイルからレコードのデータをアプリに読み込む -
[関連レコード一覧]フィールドを追加します。
データを参照するアプリの手順2で設定した[計算]フィールドまたは[文字列(1行)]フィールドを指定します。- [フィールド名]:関連レコード一覧
- [フィールドコード]:関連レコード一覧
- [参照するアプリ]:案件管理
- [表示するレコードの条件]:日付(計算)=日付(計算)または日付(文字列)=日付(文字列)
- [表示するフィールド]:任意
参考:関連レコード一覧を設定する
以上で設定は完了です。
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案件管理アプリに、任意の日付のレコードを登録します。
「日付(計算)」または「日付(文字列)」のフィールドに、同じ値が自動で表示されます。 -
顧客管理アプリに、手順1と同じ日付のレコードを登録します。
手順2で登録したレコードの詳細画面を開くと、[関連レコード一覧]に、同じ日付で登録された案件管理のレコードが一覧表示されます。