[数値]
[数値]フィールドを配置すると、数値の入力欄を作成できます。数値以外は入力できません。
[数値]フィールドでは、値をカンマ区切りで表示したり、「¥(円)」マークなどの単位記号を設定したりできます。
[数値]フィールドに入力した値は、数値として扱われます。そのため、次の場合は[数値]フィールドを使います。
- 入力した数値を元に四則演算をしたい場合
- [レコードの一覧]画面の[絞り込む]ダイアログで「指定した値以上」「指定した値以下」の条件を指定したい場合
設定項目
[フィールド名]
入力項目の見出しを指定します。
[フィールド名を表示しない]
[フィールド名を表示しない]にチェックを入れると、次の画面でフィールド名を非表示にします。
- レコードの追加画面
- レコードの編集画面
- レコードの詳細画面
- レコードの印刷用画面
- フォームの設定画面
[桁区切りを表示する]
[桁区切りを表示する]にチェックを入れると、入力された数値が3桁区切りで表示されるようになります。
桁区切りのカンマ(,)は画面上の表示のみで、フィールド内の文字列ではありません。
[必須項目にする]
[必須項目にする]にチェックを入れると、値の入力が必須になります。
[値の重複を禁止する]
[値の重複を禁止する]にチェックを入れると、複数のレコードで同じ値が入力できなくなります。
[値の制限]
最小値と最大値を、どちらか一方または両方とも指定できます。
値の制限を指定すると、レコードの追加または編集画面で、フィールドの下に最小値または最大値が表示されます。
入力した値が設定値を超えている場合は、レコード保存時にエラーが表示されます。
[初期値]
入力項目の初期値を設定します。
[小数点以下の表示桁数]
小数点以下の表示桁数を、指定した桁数で固定します。
指定した桁数を超えた小数部は、切り捨てて表示されます。
表示桁数に「2」を指定した場合、次のように表示されます。
- 「1」を入力した場合、「1.00」が表示される
- 「1.007」を入力した場合、「1.00」が表示される
[単位記号]
フィールドの前または後ろに付ける、「¥(円)」「メートル」などの単位記号を指定します。
[フィールドコード]
計算式やAPIでフィールドを指定するときに使用する文字列です。
使用例
数量や金額など、数値を入力する項目で使用します。
たとえば、次のような場合に使用します。
- 案件管理アプリや見積書アプリで、単価やユーザー数を登録するフィールドとして使用する
- 入力された値を元に絞り込み機能で集計し、合計値や平均値を分析したい場合に使用する
- 入力された値を元に、グラフを作成する場合に使用する