[計算]

記事番号:040517

[計算]フィールドは、計算式を設定して、計算結果を表示できるフィールドです。
演算子や関数を利用して、他のフィールドの合計値を計算したり、条件によって表示する値を変えたりできます。

スクリーンショット:[計算]フィールドの例

設定項目

スクリーンショット:[計算]フィールドの設定画面

[フィールド名]

入力項目の見出しを指定します。

[フィールド名を表示しない]

[フィールド名を表示しない]にチェックを入れると、次の画面でフィールド名を非表示にします。

  • レコードの追加画面
  • レコードの編集画面
  • レコードの詳細画面
  • レコードの印刷用画面
  • フォームの設定画面

[計算式]

計算したいフィールドのフィールドコードを使って計算式を指定します。
フィールドの設定でフィールドコードを変更すると、設定済みの計算式内で使用しているフィールドコードにも、自動的に同じ変更が適用されます。

計算式の使い方や設定方法は、次のページを参照してください。
計算式の設定

[計算式を表示しない]

[計算式を表示しない]にチェックを入れると、次の画面で計算式を非表示にします。

  • レコードの追加画面
  • レコードの編集画面
  • フォームの設定画面

表示形式

計算結果の表示形式を選択します。

[小数点以下の表示桁数]

小数点以下の表示桁数を、指定した桁数で固定します。
指定した桁数を超えた小数部は、切り捨てて表示されます。

表示桁数に「2」を指定した場合、次のように表示されます。

  • 計算結果が「1」となる場合、「1.00」が表示される
  • 計算結果が「1.007」となる場合、「1.00」が表示される

[単位記号]

フィールドの前または後ろに付ける、「¥(円)」「メートル」などの単位記号を指定します。

[フィールドコード]

計算式やAPIでフィールドを指定するときに使用する文字列です。

使用例

複数のフィールドを使って自動で計算したい場合に使用します。

たとえば、次のような場合に使用します。

単価とユーザー数を乗算して小計を計算する

次の例は、「単価」フィールドと「ユーザー数」フィールドを乗算して、「小計」を自動で計算しています。
「小計」フィールドに、次の計算式を設定しています。

コピーされました
単価*ユーザー数

スクリーンショット:[計算]フィールドを使って小計を自動で計算している

明細の小計を合計して合計金額を計算する

次の例は、明細の「小計」フィールドを合計して、「合計金額」を自動で計算しています。

「小計」フィールドには、次の計算式を設定しています。

コピーされました
単価*数量

「合計金額」フィールドには、次の計算式を設定しています。

コピーされました
SUM(小計)

スクリーンショット:[計算]フィールドを使って小計と合計金額を自動で計算している

勤務時間を計算する

次の例は、「出勤」フィールドと「退勤」フィールド、「休憩」フィールドを使って、「勤務時間」を計算しています。
「勤務時間」フィールドに、次の計算式を設定しています。

コピーされました
退勤-出勤-休憩*60

スクリーンショット:勤務時間を自動で計算している