アップデートオプションの対象機能
[アップデートオプション]画面では、一部の新機能の有効/無効を切り替えることができます。
ここでは、2025年11月の定期アップデート時点で、有効/無効の設定が可能な機能について説明します。
[新機能の無効化]の対象機能
日付や日時を、日月年の順で表示する変更(特定の言語設定の場合のみ)
「日付や日時を、日月年の順で表示する変更」とは、kintoneの日付や日時を、日月年の順で表示する機能です。日月年の順番での入力にも対応しています。
日月年の順の表記はイギリス式表記と呼ばれ、東南アジアや中南米の国々でも広く利用されています。これらの地域のユーザーが、普段扱い慣れた日月年の順の表記でkintoneのデータの表示や入力を行えるようになりました。
この新機能は、言語設定が次のどちらかの条件にあてはまる場合に適用されます。
- アカウント設定の[言語]が、次のどちらかに該当する場合
- [Português (Brasil)]
- [ไทย]
- アカウント設定の[言語]が[Webブラウザーの設定に従う]、かつ、Webブラウザーの言語設定が、次のいずれかに該当する場合
- スペイン語
ただし、スペイン語(アメリカ合衆国)およびスペイン語(メキシコ)を除きます。 - タイ語
- ポルトガル語(ブラジル)
- 英語(イギリス、OXENDICT)
- 英語(イギリス)
- 英語(オーストラリア)
- スペイン語
[新機能の無効化]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2026年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。
日付をスペイン語、タイ語、ポルトガル語(ブラジル)で表示する変更(特定の言語設定の場合のみ)
日付の「月」の部分が、設定言語に応じた表記で表示されるようになりました。
これまで、スペイン語、タイ語、ポルトガル語(ブラジル)を選択していた場合は、「月」の部分は英語での表記となっていました。
[新機能の無効化]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2026年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。
数値の桁区切りをピリオド、小数点をカンマで表示する変更(特定の言語設定の場合のみ)
アプリで表示される数値や計算結果について、新たに数値の桁区切りを.(ピリオド)、小数点を,(カンマ)で表示できるようになりました。
スペイン語やポルトガル語などを利用する地域では、数値の桁区切りをピリオド、小数点をカンマで表記しています。これらの地域のユーザーが、普段扱い慣れた数値表記で表示できるようになりました。
この新機能は、言語設定が次のどちらかの条件にあてはまる場合に適用されます。
- アカウント設定の[言語]が[Português (Brasil)]
- アカウント設定の[言語]が[Webブラウザーの設定に従う]、かつ、Webブラウザーの言語設定が、次のいずれかに該当する場合
- スペイン語
ただし、スペイン語(アメリカ合衆国)およびスペイン語(メキシコ)を除きます。 - ポルトガル語(ブラジル)
- スペイン語
[新機能の無効化]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2026年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。
kintone AI:レコード一覧画面に表示されているレコードの要約や分析をする機能
kintone AI:AIラボでスレッドのコメントをAIで要約する機能
アプリ管理画面でアプリ管理者数を確認できる機能
[アプリ管理]画面の[アプリの一覧]で、必要なタイミングで[アプリ管理者数]列のデータを取得することで、各アプリの設定変更の権限を持つユーザー数を確認できるようになりました。
この機能を利用できるのは、cybozu.cn共通管理者だけです。
[新機能の無効化]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2026年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。
JavaScript APIの拡充(2025年7月版~8月版)、およびkintone全体のカスタマイズとJavaScript APIの動作対象画面の見直し
kintone JavaScript APIの機能が大幅に拡充されました。
また、kintone全体カスタマイズおよびkintone JavaScript APIの適用される画面が見直されました。
詳細は、次のページを参照してください。
[新機能の無効化]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2026年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。
JavaScript APIの拡充(2025年9月版~11月版)
kintone JavaScript APIの機能が拡充されました。
詳細は、次のページを参照してください。
- 2025年9月14日 kintone API アップデート情報(日本語のみ)
- 2025年10月12日 kintone API アップデート情報(日本語のみ)
- 2025年11月9日 kintone API アップデート情報(日本語のみ)
[新機能の無効化]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2026年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。
レコードの絞り込み条件で、添付ファイルの有無を指定できる機能
添付ファイルの有無をレコードの絞り込み条件に指定できるようになりました。
[新機能の無効化]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2026年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。
モバイル版のレコード詳細画面で「現在の作業者」を確認できる機能
モバイル版の[レコードの詳細]画面で、作業者が割り当てられている場合に[現在の作業者]が表示されるようになりました。
これまでは、自分が作業者かどうかを判断するには、アクションボタンの有無や変更履歴を確認する必要がありました。
[新機能の無効化]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2026年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。
ファイルの添付に対応したリッチテキストエディターで、クリップボードの画像やファイルを貼り付けできる機能
[ファイルを添付する]アイコンが表示されているテキスト入力欄に画像やファイルを添付するときに、クリップボードにコピーして貼り付けできるようになりました。詳細は、次のページを参照してください。
クリップボードの内容を貼り付けて添付する
[新機能の無効化]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2026年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。
kintone AI:検索AIをモバイルアプリ(iOS/Android)で利用できる機能
[新機能の無効化(最新チャネルでのみ提供中の新機能)]の対象機能
[新機能の無効化(最新チャネルでのみ提供中の新機能)]の対象機能は、[アップデートチャネルの選択]で[最新チャネル]を選択している場合のみ表示されます。
有効/無効の設定が可能な機能は随時変わる可能性があるため、最新の内容は画面上でご確認ください。
[リリース予定の新機能の先行利用]の対象機能
2025年11月の定期アップデート時点で、先行利用が可能な新機能はありません。
[検討中の新機能]の対象機能
システムの利用状況を表示する機能
「システムの利用状況を表示する機能」とは、[kintoneシステム管理]画面に[システムの利用状況]が追加される機能です。
[システムの利用状況]画面では、検索機能のインデックスの反映状況が確認できます。
[検討中の新機能]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。
kintoneシステム管理のデザイン改善:[ヘッダーの色]画面のデザイン・レイアウト変更
[kintoneシステム管理]画面で、UIパーツやレイアウトのデザインを変更する機能です。
[検討中の新機能]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。
この新機能が適用されるのは[ヘッダーの色]の設定画面のみです。今後のアップデートにより、適用される画面が増える予定です。
kintone AI:AIにアプリ設定をレビューしてもらえる機能
kintone AI:AIでアプリを検索する機能
新しいファイル読み込み画面
新しいファイル読み込み画面では、アプリへの反映方法として[レコードの追加のみ]または[レコードの更新と追加]を選択できるようになりました。既存データを変更するのか、新しいデータを追加するのかを明確に指定できます。
また、画面のレイアウトやデザインが改善され、ファイル読み込みの設定全体の使いやすさが向上しました。
[検討中の新機能]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。
Excelファイルからアプリを作成する画面のフロントエンド基盤の刷新、および読み込みエラー発生時の処理の変更
[kintone アプリストア]の[Excelを読み込んで作成]画面のフロントエンド基盤が刷新され、レイアウトや画面構成も一部変更されました。
また、ファイル読み込み時にエラーが発生した場合、エラー行のみをスキップして読み込みを続ける処理に変更されました。この処理は、ファイルからレコードのデータをアプリに読み込むときに、[ファイルから読み込む]画面で、[読み込みを継続する(エラー行のみスキップします)]を選択した場合と同じ処理になります。
エラー処理の詳細については、次のページを参照してください。
読み込みを継続する(エラー行のみスキップします)
[検討中の新機能]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。
[読み込まれたファイル]画面のフロントエンド基盤の刷新
[読み込まれたファイル]画面のフロントエンド基盤が刷新されました。デザインも一部変更され、読み込み状況や読み込み結果のわかりやすさが向上しました。
API ラボ
開発中の一部のAPIを、お試しで利用できます。
API ラボで提供するAPIは、リリースせずに開発を取りやめたり、今後仕様を大きく変更したりする場合があります。そのため、テスト環境だけでの利用を推奨します。
テンプレートを指定せずにスペースを作成できるREST API
テンプレートを指定せずにスペースを作成できるREST APIが利用できるようになります。
[検討中の新機能]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。
カテゴリーの設定を取得または更新するREST API
カテゴリーの設定を取得または更新するREST APIが利用できるようになります。
[検討中の新機能]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。
アプリに追加されているプラグインの設定情報を取得または更新するREST API
アプリに追加されているプラグインの設定情報を取得または更新するREST APIが利用できるようになります。
[検討中の新機能]でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。